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エドワード・ド・ヴィア (第17代オックスフォード伯) : ミニ英和和英辞書
エドワード・ド・ヴィア (第17代オックスフォード伯)[はく]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [だい]
 (n,pref) ordinal
: [よ, しろ]
 【名詞】 1. world 2. society 3. age 4. generation 
オックスフォード : [おっくすふぉーど]
 【名詞】 1. Oxford 2. (n) Oxford
: [はく]
 【名詞】 1. count 2. earl 3. eldest brother 4. uncle 5. chief official 

エドワード・ド・ヴィア (第17代オックスフォード伯) ( リダイレクト:エドワード・ド・ヴィアー (第17代オックスフォード伯) ) : ウィキペディア日本語版
エドワード・ド・ヴィアー (第17代オックスフォード伯)[はく]

第17代オックスフォード伯エドワード・ド・ヴィアー(Edward de Vere, 17th Earl of Oxford, 1550年4月12日 - 1604年6月24日)は、エリザベス1世時代のイングランドの貴族(廷臣)、文人。戯曲叙情詩で知られ、シェイクスピア作品の原作者に擬せられたことがある。
==生涯==
1550年、第16代オックスフォード伯ジョン・ド・ヴィアーの息子として生まれた。生家はイングランドで2番目に古い伯爵領を継承する家柄である。当時の慣習により代理親トーマス・スミス(Sir Thomas Smith)の家庭で育てられ、ケンブリッジ大学(セント・ジョンズ・カレッジ)の元フェロー、トーマス・フォウル(Thomas Fowle)によって教育を受けた。1558年ケンブリッジクイーンズ・カレッジに入学しているが、正式には卒業していない。
1562年8月に父が亡くなり17代目オックスフォード伯を継承、若いエリザベス1世の第一秘書(Chief Secretary)であったウィリアム・セシルを直属の上司として、その監督の下、フランス語ラテン語天文学・画・舞踊乗馬などの修行に励んだ。1564年に叔父で翻訳家のアーサー・ゴールディングに『ポンペイウス・トログスによる歴史の梗概 Th' Abridgement of the Histories of Trogus Pompeius』を与えられ、古代に関する興味を喚起させられている。
1575年からエリザベス1世の命により、外国へ派遣されその年の2月にはフランスアンリ3世と王妃に謁見を許されている。3月にはストラスブールでヨハンネス・シュトゥルム(Johannes Sturm)博士に会い、それからミラノを経由してヴェネツィアに向かっている。イタリアでは他にシエーナに滞在している。1577年にはパリにいてユグノー戦争の第6次戦争にはアンリ3世に奉仕を申し出たという。帰国後、裁判制度にイタリアの方式を導入したともいわれる。1604年に54歳で死去、息子のヘンリーがオックスフォード伯位を継いだ。
オックスフォード伯はブラックフライアーズ(Blackfriars Theatre)をはじめとした劇団や詩人、芸人の保護者として賞賛を博していた。詩人としても有名であり、同時代の批評家であるウィリアム・ウェッブ(William Webbe)やジョージ・パトナム(George Puttenham)に賛辞を贈られている。詩集『The Paradise of Dainty Devises』(1576-1606) に彼の詩が収められている。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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